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2005.11.01更新
 

ミニ化が市場拡大のカギ。静かなブーム、ミニ盆栽
 

自然志向、癒しなどの社会的気分に乗って人気を集めていたガーデニングもここに来てダウン。
その一方でじわじわ広がりを見せているのが、和のガーデニング、盆栽です。
 
団塊世代の大量リタイアを前にしての駆け込みブームかと思いきや、その人気を支えているのは意外にも20代30代の女性といいます。とりわけ人気を集めているのが、15〜10cmのミニ盆栽。
 
盆栽は大きさにより、60cm以上の大品、20〜60cmの中品、それ以下の小品などと分かれていますが、
ミニ盆栽は小品盆栽の中でもさらに小さいカテゴリーとして登場したもの。
 
最近はダウンサイズ化が進み、大きく3つのサイズに分けて14cm〜15cm、10cm、さらに指先に乗る5〜6cmぐらいのミニミニ盆栽も出て、スペー スの少ないマンション住まいの都市生活者にどんどん入り込んでいます。
 
ダウンサイズ化で価格も2000円前後ぐらいからと、ちょっとしたポケットマネーで買えるまで下がり、
ホームセンターなどでは1000円を切るものも見かけるようになりました。これは「以前は正札もつけないのが当たり前」という世界からすれば非常に画期的なことでした。
また盆栽様式の多様化もブームを後押しています。例えばこれまでのような樹木を原則とせず、草にシダ類などを取り合わせた「山野草盆栽」といった様式も登場、女性を中心に人気を集めています。

一方こうしたブームで懸念されているのが盆栽のネタとなる樹木の不足。すでに日本の野山からは商品となる樹木は取りつくし、とくに人気のミニ盆栽は供給が 逼迫しつつあるようです。そこで関係者が期待を寄せるのが海外。

海外ならまだいい樹木がたくさん眠っているからというのがその理由。日本国内と同種の樹木のほか、例えばオリーブなど、日本にはなかった樹木を使った盆栽 なども登場しており、今後はよりバラエティに富む市場になることは間違いないでしょう。

参考:asahi.com、YOMIURI ONLINE、「盆栽世界」、「頭で儲ける時代」ほか


中食市場がアツイ
 

人が食事をするシーンは3つに分けられます。レストランなどで食事をする「外食」、自炊による「内食」、そして総菜などを買って帰り、自宅や職場で食事する「中食(なかしょく)」の3つです。

これまで外食産業の発展に伴い内食が減少するという傾向が続いていましたが、最近、外食の伸びに翳りが見え始め、替わって中食市場が飛躍的に拡大。70兆 円を超えると言われる日本の「食」市場の内、約32兆円、実に約45%を中食・外食市場が占めているのです。

この中食市場の伸びを牽引したのが、「デパ地下」と駅の改札内に手軽で美味しそうなレストランやテイクアウト食品が並ぶ「エキナカ」ブームでしょう。その ほか弁当・総菜チェーン、コンビニの充実のほか、味にうるさい消費者の舌も満足させてくれる、おしゃれな「移動販売車」の増加も忘れてはなりません。
コンビニは、次々と発売されるオリジナルグルメや、地方の人気グルメの限定販売などで消費者を飽きさせません。スーパーでは、有名シェフ監修のワンランク 上のレトルト食品が軒並み販売されています。息の長いブームが続いている「メロンパン」を、移動販売車で購入した人も多いでしょう。

このように、ついつい買ってしまいたくなる魅力にあふれた中食市場。今後も高齢化・女性の社会進出・単身生活者やSOHO事業者、ニート・フリーターの増 加、人口減少、IT化の進展などの影響を受けて快進撃するのは間違いありません。

参考:日本食糧新聞、FABEX NET、日経レストラン ONLINE他


第2のおサイフ、電子マネー
 

「おサイフケータイ」が本格普及しつつある今。早くも来年のトレンドは「ケータイ+電子マネー+クレジットカード」の融合と普及であると予測されています。

現在、流通している電子マネーは、ビットワレットの「Edy」とJR東日本の「Suica」が主流。双方ともにICカード型で、激しいシェア争いが展開さ れています。そもそも電子マネーとは、現金のやり取りを代替する、決済手段や技術を総称する言葉で、いわば、21世紀型クレジットカードといったところで しょうか。

民間企業が自由に発行でき、EdyとSuicaのほかに、ネットワーク型のNTTコミュニケーションズ「ちょコム」やプリベイド型のウェブマネー「WebMoney」などが国内で流通しています。
BCN総研の「電子マネーの利用に関するアンケート調査」によると、利用したことのある電子マネーの種類は、Suicaが45.7%でトップ。次いで Edyが38.4%、WebMoneyが32.9%で、おおむね「便利なので利用していきたい」と考えているようです。

反対に「セキュリティ面の不安」を理由に電子マネーの利用に消極的な利用未経験者の意見も目立ちました。セガのゲーム機やコイン式駐車場「タイムズ」への 導入が決定したSuicaですが、Edyがすでに導入されているドコモのおサイフケータイでのサービスが、いよいよ来年1月からスタート。
急速な電子マネー市場拡大に向けて、なりすましや偽造などの犯罪防止への対策が急務とされています。

参考:BCNランキング、ITmedia、R25他