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2015.05.01更新
 

使いやすいマウス、選べてマウス?
 

パソコンを操作する上で必要不可欠なマウス。あなたはマウスを「選んで」いますか。実は、ひと口にマウスといってもその仕様はさまざまです。自分にぴったりなマウスを選んで、パソコン操作をサクサク、作業効率を向上させましょう。

まずは、コードの有無を選びましょう。マウスには大きく「有線」と「無線」という区別があります。多くのケーブルが配線されがちなパソコン周りでも、からまるストレスなく使用できるのは無線式の大きな利点。無線にはそのマウス独自の規格を利用したもの以外にも、汎用規格であるBluetoothを用いたものもあります。後者であればパソコン本体に装着する発信器が不要なのでUSBポートの節約になるほか、小型の発信器を紛失する心配もありません。ただし、購入時には手持ちのパソコンがBluetooth対応機種かどうかの確認が必要となります。一方、無線式ならではの短所もあります。USBポートからの給電が可能な有線式とは異なり、定期的な電池交換が必要となる点や、電池を搭載することでマウス自体が重くなること、無線環境や電池残量次第では反応が遅れることが。双方の長所と短所を比較検討し、納得の上選ぶようにしたいものです。

次に、マウスの移動を検知する仕組みを考えましょう。現在は主に、ボール式、光学式、レーザー式の3種類が使用されています。ボール式とはマウス本体に埋め込まれたボールの回転を認識し、それを反映させるもの。ボールが直接机に触れて、物理的な動きを検知するため、ほこり等を吸着しやすく、定期的な分解・清掃が必要となります。光学式は、赤色LEDの光を照射し、それが反射して戻ってくる速度によって移動を検知するもの。その性質上、光の反射を変化させるガラス製の机や、模様のある机では利用できません。光学式を進化させたレーザー式となると、光学式が苦手としていた光沢のある面や木目調などの模様がある面でも使用ができるようになりました。そして光学式、レーザー式を超えるのが青色LED。色の特性上、読み取り性能が高いのが特長で、操作時のストレスも軽減されそうです。

今回紹介した選択基準のほかにも、利き腕に合わせた形状や手の大きさになじむサイズ、ブラウザの「戻る」「進む」等の付加価値のある機能をそなえたマウスなど、選ぶ視点はさまざまです。小さいけれど、快適なパソコンライフに欠かせないマウス。自分に合ったお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

※参考:
富士通株式会社    http://www.fujitsu.com/jp/
エキサイト株式会社  http://www.excite.co.jp/
株式会社バッファロー http://buffalo.jp/


禁煙に、「今さら」はありません。
 

5月31日は世界禁煙デー。1988年、世界保健機関(WHO)によって定められ、今では世界中で祭典が行われています。この日、WHOはたばこの危険性や、未来の世代を守るために何をするか、といった情報の発信などを行い、世界中の人々が健康的に生活する権利を知らしめています。

たばこの影響が、吸っている本人だけにとどまらないというのは有名な話。吸わない人も「受動喫煙」といって影響を受けているのはよく知られていますが、受動喫煙のほうが有害物質の含有量が多いというデータもあり、さまざまな健康被害をもたらすという説もあるほどです。たばこには、約200種類の有害物質、約40種類の発がん性物質が入っており、心筋梗塞や脳卒中などの危険性も。やめようかな、と思ったときが「その時」。禁煙は、「遅すぎる」ことや「今さら」はありません。

さて、最近は「卒煙」という言葉も耳にしますね。一般に、「卒煙」は喫煙から卒業すること、「禁煙」は喫煙を我慢すること、というふうに使われることが多いようですが、喫煙をやめるという意味では同じかもしれません。

最近は医療機関の禁煙外来で、内服薬や貼り薬といった医学の力を借りての卒煙もあり、保健所などでも相談窓口を設けているところも多いようです。やめられないのは意志が弱いからではなく、ニコチンによるものだと考えると、専門家の助けを借りる手段も有効です。本数を減らす、などといった中途半端な自制はかえってたばこへの執着を生み出してしまうこともあるので、注意しましょう。

近年は、レストランなど公共の場でも喫煙席・禁煙席といったように「分煙」が進められています。禁煙デーをきっかけとして、家族や社会でたばこのことを考えてみる。それがひいてはスモークフリー社会の実現や、健康の推進につながります。

※参考:
厚生労働省                 http://www.mhlw.go.jp/
日本禁煙推進医師歯科医師連盟    http://www.nosmoke-med.org/
一般社団法人スモークフリージャパン http://smokefree.or.jp/
鳥取市公式ホームページ         http://www.city.tottori.lg.jp/


古くて新しい食材、こんにゃく。
 

ローカロリーでヘルシーな食べ物の代表格である「こんにゃく」。その種類を形状から見ると、「板こんにゃく」「突きこんにゃく」「玉こんにゃく」「しらたき」「さしみこんにゃく」「ねじり糸こんにゃく」に分類できます。色で見ると「白」と「黒」に分けられます。色については意外な理由があるのをご存じですか?
かつて、生あるいは茹でたこんにゃく芋を原料としていた時代、こんにゃくは秋限定の食べ物でした。しかし、1700年代に常陸の国の中島藤右衛門が、長期間にわたる保存が可能な精粉(せいこ)を使用した加工法を発見し、一年中食べられるようになったのです。

精粉とは、こんにゃく芋を薄く切って乾燥させ、それをさらに細かくしたもの。こんにゃくの色の違いは、この加工法にあります。こんにゃく芋を使用した場合はその過程で芋の皮が混入するため、黒色に。精粉を使用した場合は、その混入がないために白色になるといいます。現在流通しているこんにゃくは、白・黒ともに精粉を用いた加工法。それでも店頭に黒こんにゃくが並んでいるのは、「こんにゃく=黒色」というイメージが定着している地方では、白こんにゃくが受け入れられなかったためなのだとか。ちなみに、一般的に東北や北海道では白こんにゃくが、関西では黒こんにゃくが好まれるとされています。

近頃はおでんや煮物といった和食の食材としてだけでなく、ゼリーやケーキ、スナック菓子の材料としてもひっぱりだこ。その秘密は「マンナン」という食物繊維です。近年ではヘルシーフードとしてのこんにゃくがすっかり定着しましたが、このイメージもマンナンが大きく関係しています。マンナンとは水溶性の食物繊維で、胃で消化されずに直接腸に届くため、便通を良くしたり、老廃物を排出するといった効果を生み出します。

古い歴史を持つこんにゃくは今、ダイエット効果も期待できる新しい素材に。ますます目が離せませんね。

※参考:
一般財団法人 日本こんにゃく協会 http://www.konnyaku.or.jp/
中川食品株式会社           http://www.konnyakuya.com/
株式会社一柳              http://ichiryukonnyaku.co.jp/
大阪府こんにゃく協同組合       http://www.konnyaku-kumiai.jp/


 
 
 
 
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