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2022.11.02更新
 

第2の骨格「筋膜」
 

肩が凝る、背中が張る、あるいは体がこわばる。そんな時はついつい寒さや年齢のせいにしがちです。
私たちの骨格は皮膚から脂肪、筋膜、筋肉、骨へとつながっています。このうち筋膜とは筋肉を包む膜を言い、体の姿勢を保ったり、筋肉の動きを支えたり力を伝達することから、「第2の骨格」と言われるほど、体にとって重要な役割を果たしています。
筋膜は本来しなやかで柔らかいのですが、動かし過ぎても動かさな過ぎても、硬くなって癒着してしまいます。長時間同じ姿勢をとっていると凝りを感じやすくなりますが、それは筋膜が筋肉に癒着しているから。しかも筋膜は全身でひと続きなので、痛みのある部位とは関係がなさそうな離れた部位へ影響を及ぼすこともあるのだそうです。
癒着してしまった筋膜をほぐすストレッチが、筋膜リリース。専用ボールやローラー、ポールなどの道具を使う方法や、自分の手で行う方法などいろいろあります。近頃ではネットで検索すると、教室やハウツー情報が数多くヒットしますし、お試しレッスンなどもあるようです。ぜひご自分に合った筋膜リリースを見つけてください。
筋膜をほぐすことで凝りや痛みが軽減するほか、血流やリンパの流れもよくなってむくみが解消されるなどの効果も期待できるそう。寒さに向かう季節は、体もこわばりがちです。筋膜リリースで、筋膜をほぐして心とカラダを整えるのがおすすめです。


※参考:

オンラインフィットネスtorcia    https://online.tipness.co.jp/
POWER PRODUCTION MAGAZINE https://cp.glico.jp/powerpro/
NHKラジオ らじる★らじる     https://www.nhk.or.jp/radio/


火災と消火器
 

暖房器具を使う季節になりました。1年のうちで火災が発生しやすいのは、秋から春までなのだそうです。暖房器具を使うシーズンと重なりますね。消防白書によると、建物火災のうち住宅火災は約55%で最多となっています。
もし火が出てしまったら、小さな火でも消防車を呼びましょう。消火できず火が広がる恐れがあるからです。原則は「早く知らせる」「早く消火する」そして「早く逃げる」です。また、出火後3分間が消火できる限度とも言われています。水をかけて温度を下げたり、濡れた毛布をかけて酸素を遮断するなど、消火方法はいろいろありますが、消火器を備えておくのがおすすめです。
さて、消火器を使い分ける必要があることはあまり知られていないかもしれません。火災の種類によって効果を発揮する消火器が異なるのです。とはいえ、火災のタイプ別に消火器を用意することは現実的ではないので、一般家庭ではどの火災にも適応する「住宅用の粉末系消火器」を選んでください。
「いかにも消火器というあの色とデザインがインテリアに合わない」という声もあるのですが、実は家庭用の消火器には色の決まりはありません。違和感のないカラーやおしゃれなデザイン、キャラクター柄などいろいろ揃っています。
そして火災事故は、身近なところにも潜んでいます。着衣着火がそれで、その名の通り着ている衣類に着火すること。調理中、ガスコンロの上に手を伸ばしたら袖に火がついた、仏壇のろうそくから服に火がうつった、などの例が数多くあります。火を使う時は袖や裾がひらひらしている服を着ない、エプロンを防火タイプにするなど、対策を心掛けてください。

※参考:

総務省消防庁          https://www.fdma.go.jp/
東京消防庁           https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/
東京ガス株式会社        https://www.tokyo-gas.co.jp/
一般社団法人 日本消火器工業会 https://www.jfema.or.jp/
消費者庁            https://www.caa.go.jp/
データ出典:令和3年版 消防白書


落ち葉で堆肥づくりにチャレンジ!
 

根強い人気を誇るガーデニングや家庭菜園。園芸店やホームセンターに行けば、土も肥料も簡単に手に入る時代です。でもせっかくなら、土づくりから始めてみませんか? その奥深さもさることながら、SDGsの観点からも注目されています。
よい作物はよい土から、は基本ですが、では「土」とは何でしょう。何でできていると思いますか? 答えは「岩と生物」です。雨や風に砕かれ、削られて細かくなった岩が砂になり、苔や植物、昆虫や動物の死がいなどの有機物が混じり合うことで土になります。その土の質を良くするのが堆肥です。堆肥は土壌改良材の一つで、稲わらなどの植物や家畜のふんなどの有機物を発酵させたもの。コンポストとも呼ばれ、土の水はけや通気性をよくするために使われます。
さて、季節は秋。落ち葉のシーズンですね。集めた落ち葉を土に混ぜ、野菜くずなども入れて堆肥をつくってみましょう。専用のグッズもありますが、段ボールや保温用毛布など身近にあるものでつくれます。インターネットやガーデニングの本などには、堆肥づくりの情報がたくさんあるので、参考になると思います。余談ですが、肥料とは「植物の足りない栄養分を補給するために用いられるもの」。窒素、リン酸、カリが三大要素です。
堆肥が完成したら、土に混ぜ込みましょう。土壌がよくなり、ふかふかになるのを実感できるでしょう。そこに肥料を加えれば、花も野菜もよく育つ土ができあがります。

※参考:

株式会社サカタのタネ  https://sakata-tsushin.com/
ホルティ by GreenSnap  https://horti.jp/
有機農業参入促進協議会 https://yuki-hajimeru.net/
学研キッズネット    https://kids.gakken.co.jp/
LFCコンポスト      https://lfc-compost.jp/
株式会社ニッポン放送  https://news.1242.com/


 
 
 
 
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