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2011.04.01更新
 

健康とおいしさに欠かせない名脇役、たまねぎ。
 

手軽に常備できる野菜の代表格、たまねぎ。和洋中どのおかずの材料にも使え、その調理方法は実に多彩です。この時期店頭に並ぶ新たまねぎは、皮がやわらかくてみずみずしく、サラダなど生食に最適ですね。

たまねぎの原産地は中央アジアから地中海沿岸あたりと言われています。古代エジプトではピラミッド建設従事者が食べていたという説もあることから、メソポタミア文明の頃から栽培が始まっていたようです。日本へは江戸時代、オランダ人によって持ち込まれたのが最初ですが、この時は残念ながら普及することはありませんでした。明治時代になって北海道で栽培に成功しますが、やはり一般にはなかなか普及しません。そんな時コレラが発生し、「たまねぎはコレラに効く」という噂が流れて一挙に定着したのだとか。

たまねぎは、ポピュラーな黄色、赤、白に加え、仲間には葉たまねぎやエシャロットがあります。新たまねぎは黄たまねぎを早採りしたもので、やわらかく水分が多いのが特徴です。日持ちが悪いので買ってきたら2〜3日で食べるようにしましょう。

さて、たまねぎが栄養分も豊富で、血液をサラサラにする効果があることはよく知られています。これは、硫化アリルや硫化プロピルなどのイオウ化合物が多く含まれていることで血栓ができにくくなるという仕組みです。他にもコレステロールの血糖値を下げる、疲労回復にも効果を発揮します。玉ねぎを切ると涙が出るのも硫化アリルの仕業です。よく切れる包丁を使うほか、切る前にたまねぎを冷蔵庫で冷やすと目にしみないそうですよ。

また、犬や猫にたまねぎを与えると中毒を起こすことをご存じでしょうか。たまねぎを取り除いた料理や煮汁でも中毒になることがあるので注意が必要です。

たまねぎを買う時は皮が乾燥していてツヤがあり、かたくしまっているものを選ぶとよいでしょう、芽や根が出ているものは味が落ちます。普通のたまねぎは風通しのよい暗いところで保管しますが、新たまねぎは冷蔵庫に入れてくださいね。

※参考:
独立行政法人 農畜産業振興機構 http://www.alic.go.jp/
おいしいねっと http://www.o-e-c.net/
野菜もぐもぐ http://mogu.pupu.jp/
東京ガス株式会社 http://www.tokyo-gas.co.jp/
きたやさい http://www.kitayasai.com/
獣医師広報 http://www.vets.ne.jp/


機能もデザインも空間づくりも世界最高レベル、日本のトイレ。
 

昨年から話題になっている曲「トイレの神様」は、おばあちゃんからトイレをきれいにする人はきれいになれることを教えられるという内容でした。このようなトイレにまつわる言い伝えは、お産が軽くなる、お金が貯まるなどさまざまあるようです。

そのトイレ、かつては家のすみや目立たないところに設置されていましたが、現代は機能にプラスして居心地のよさや快適性が求められています。そのきっかけが1980年に「おしりだって洗ってほしい」というセンセーショナルなコピーとともに発売された「温水洗浄便座のトイレ」でしょう。画期的な機能の登場で一気にトイレへの意識が変わりました。以後便器のデザインがどんどん進化し、空間そのものを心地よくしようという流れになっているのです。

実際、ある調査では女性がトイレで長居する時間の平均が27.5分。新聞を読んだり携帯でメールやネットをして過ごしているようです。インテリア性も重視していて、置く小物はもちろんのこと、掃除道具や洗剤もデザイン重視という結果が出ているほど。調査では女性にとってトイレは「第2のリビング」と位置づけられています。

日々進化を続けるのは機能面も同じです。温水洗浄便座につづき、タンクレスタイプ、ふちをなくしたり特殊な加工をして汚れにくく掃除しやすいタイプ、節水タイプなど、手入れのしやすさとエコ、節約の面の技術がめざましいのがわかりますね。また、今後注目されるキーワードは「健康」でしょう。実際、トイレ空間で尿酸値や血圧、体脂肪などを測定できるという商品が発売されて話題になっています。

日本のトイレは、世界のセレブがこぞって購入することからもわかるように今や世界最高水準といっても過言ではありません。トイレの神様という民間伝承を大切に受け継いでいる日本人ならではの意識の高さが、ここまで快適なトイレをつくりあげたと言えそうです。

※参考:
TOTO株式会社 http://www.toto.co.jp/
株式会社 INAX  http://www.inax.co.jp/
パナソニック株式会社 http://panasonic.co.jp/
日本トイレ協会 http://www.toilet-kyoukai.jp/
トイレのインフォメーションどっとこむ http://www.toire-info.com/
日本衛生設備機器工業会/温水洗浄便座協議会 http://www.sanitary-net.com/
大和ハウス工業株式会社 http://www.daiwahouse.co.jp/


安全のために ―運転支援システムでどう変わる?―
 

テレビのCMで衝突を避けるために自動的にブレーキをかけたり、自動で前方車間距離を保っている車を見たことがありませんか?

今、国内の各自動車メーカーは、「事故を起こさない車」を目指し、開発にしのぎをけずっています。さまざまな技術を駆使した運転支援システム搭載の車は運転の負担軽減を図りながら、運転の楽しみと安心感の向上につながるからです。こうした車は「先進安全自動車(ASV/Advanced Safety Vehicle)」と呼ばれ、国土交通省と14社の自動車・二輪車メーカー、関係団体が開発を進め、2008年に世界で初めて日本の自動車メーカーから発売されました。

さて、運転支援システムの力を借りれば「何もしなくても全自動で運転してくれる」と誤解されがちなのですが、実はASVの技術はシステムが車を完全にコントロールするものではありません。運転者の意思を尊重し、安全運転を支援するものです。実用化されているのは、前方の車との衝突の回避と軽減をはかり、渋滞時の追突事故を防ぐ機能としても期待される「自動ブレーキ」、車間距離を維持する「クルーズコントロール機能」、ほかにも「ふらつき警報」「横滑り抑制」など。さらに将来的には道路のインフラや通信機能を利用し、周囲の状況を知らせてくれたり、予測してくれることで事故を未然に防ぐ技術も実現しそうです。

運転する際は睡眠を十分取ったりきちんと休憩を取るなど、運転者自身の安全運転への心がけは不可欠ですが、それでもヒューマンエラーがなくなることはないとされています。運転支援システムは、そんなヒューマンエラーをフォローしてくれる、いわば人に寄り添う技術といえそうです。

※参考:
国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
富士重工業株式会社 http://www.subaru.jp/
トヨタ自動車株式会社 http://www.toyota.co.jp/
本田技研工業株式会社 http://www.honda.co.jp/
日産自動車株式会社 http://www.nissan-global.com/JP/
オートックワン http://autoc-one.jp/


 
 
 
 
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