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2011.07.01更新
 

しゃっくりを止めるには?
 

それは突然始まり、自分の意思ではどうにもならない。時も場所も選んでくれず、しかも他人には思いきりわかってしまう。その正体は「しゃっくり」です。電車内や仕事中はもちろん“今は困る”時などにいきなり始まり、困惑した経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

しゃっくりは、横隔膜のけいれんと声帯の閉鎖が連動して起こるものです。横隔膜は胸とお腹の部分を上下に分けている膜状の筋肉のことですが、この筋肉がけいれんし、声帯が閉じられ音が出ます。けいれんの原因は、暴飲暴食、刺激物や熱いものの摂取、のどに食べ物が詰まった時や大爆笑した時など種々あり、ストレスや不摂生が引き金になることもあります。長引くしゃっくりは、消化器系の病気が原因のこともあるので、注意が必要です。

さて、しゃっくりが始まったら止めたい!と考えるのは全世界共通のようで、多くの国や地域で「しゃっくりの止め方」が伝承されています。共通しているのは「驚かせる」こととと「水を飲む」ことのようです。例えばカンボジアではしゃっくりをしている赤ちゃんの頭に小さいわらを乗せると赤ちゃんがわらに驚き、止まるという言い伝えがあります。また、イスラエルやフランスでは砂糖を入れた水を飲むとされているほか、コップに箸を十字に乗せて飲む方法(日本)やコップの手前からでなく、反対側から水を飲む方法(アメリカ)などいっぱい。意外なところでは誰かに「豆腐の原材料は?」と聞いてもらい息を長く吐きながら「大豆〜」と答えると止まるそう。これは質問形式でないと効果がないのだそうです。他にも柿のへたを煎じて飲む、上唇にピーナツバターをつけてなめる、お酢を飲むなど、本当にいろいろな方法があるようです。

しゃっくりが始まったら、とりあえずインターネットで検索して出てくる方法を片っ端から試すのが一番の近道かもしれませんよ!

※参考:gooヘルスケア http://health.goo.ne.jp/
Multiculturalpedia  http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/


シンプルで奥が深いのが魅力、ロールケーキ。
 

ふわふわのスポンジにくるまれるたっぷりのクリーム。ひと口食べれば幸せな気分になれるのがロールケーキでしょう。今や定番スイーツであり、デパ地下で並んで買う有名店のものからコンビニで買えるお手軽スイーツまで、種類の豊富さを見ても人気ぶりがわかります。

ロールケーキのルーツは、スイスのスポンジ菓子という説やフランスのクリスマスケーキだという説などあり、定かではありません。一方、日本のロールケーキのルーツとされているのは、南蛮菓子の「タルタ」と言われています。1647年に長崎から四国に伝わったタルタは、松山であんこを巻いた「タルト」になりました。今でいう和菓子と洋菓子のコラボで生まれたタルトは、今も「一六タルト」として親しまれています。さらに昭和30年代に製パン会社が発売した、名前もそのまま「スイスロール」は、ロールケーキを全国区のお菓子にしました。

庶民的なおやつだったロールケーキが現在のような洗練されたスイーツになるきっかけは、1990年代のこと。あるレストランが発売した、生クリームとフルーツを贅沢に使ったロールケーキが評判になったことでした。クリームをスポンジケーキで巻くというシンプルさが逆にさまざまなアレンジを生み出し、有名レストランやパティシエらが次々と“作品”を発表し始め、大ブームに。コンビニスイーツという言葉が市民権を得て、お一人さま用ロールケーキも発売されました。

シンプルながら奥が深いロールケーキの究極は、手づくりかもしれません。最近は焼き型も市販されていて、本や料理のウェブサイトなどでレシピも手に入ります。素材にとことんこだわるもよし、オリジナルを生み出すもよし。マイロールケーキにトライしてみてはいかがですか?

※参考:東急百貨店 http://www.tokyu-dept.co.jp/
大阪のロールケーキ食べ歩き http://www.roll-cake.net/
ローソン http://www.lawson.co.jp/


太陽系を包み込んでいる天の川。
 

夏の夜空を見上げたことはありますか? 南の空のさそり座付近に、細長い星の集まりを見ることができます。それが、いわゆる「天の川」と呼ばれるもの。七夕でもおなじみですね。肉眼では雲のようにも見えますが、天空を横切る白い帯はよく見ると光の粒になっていて、実に神秘的です。天の川がたくさんの星の集まりであることを発見したのはガリレオで、地球から昇っていったガスだというそれまでの説を覆しました。

さて、星は宇宙にバラバラに存在しているように見えますが、実は集団をつくっています。これを「銀河」といい、宇宙はたくさんの銀河から成っていると言われています。太陽系が属しているのは「天の川銀河」。地球や太陽は、天の川銀河の中の太陽系の中の星というわけです。つまり、地球から見えている天の川とは、内側から見た「天の川銀河」なのです。

七夕のイメージが強い天の川ですが、実は冬の空にも見ることができます。しかし夏の方が明るく光ることなどから夏の方がよく見え、観測にも夏が向いているのだそうです。天の川を観測する時は、可能な限り人工の光から逃れるのがポイントです。また、星空の暗さに目を慣らすことも大事です。

ネオン、街灯、建物や家々の灯りなどで、ふだん都会や町なかではなかなか見えにくい天の川。しかし、例年になく人工の光が少ない節電中のこの夏こそ、絶好の天の川ウォッチングのチャンス! 夏の夜空を見上げれば、そこに銀河の世界が広がっているかもしれません。

※参考:国立天文台 http://www.nao.ac.jp/
あまのがわ http://www.geocities.jp/milkyway_amanogawa/
株式会社増進堂・受験研究社 http://www.zoshindo.co.jp/


 
 
 
 
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