暮らしの情報・豆知識
2014.11.04更新
 

カフェインですっきり
 

秋はスイーツがおいしい季節。栗やパンプキン、ポテトなどほっくりとした甘さのスイーツの誘惑にあらがえず…。そんなわたしたちの救世主になってくれるのが、コーヒーや緑茶、紅茶などカフェインを含む飲み物です。

カフェインは、アルカロイドというアミノ酸由来の植物成分で、眠気覚まし、集中力を高めるなどのほか、利尿作用を促す、自律神経の働きを高めるなどの効果がよく知られています。さらにうれしいのは、カフェインが交感神経を刺激する作用の結果として、体脂肪の燃焼を促進する働きがあること。スイーツも安心して食べられそうですね。

100ミリリットルのコーヒーには、およそ60ミリグラムのカフェインが含まれていますが、緑茶の玉露に含まれるカフェインは、100ミリリットル中に160ミリグラムとダントツです。紅茶や緑茶にも含まれていますが、含有量としては、コーヒーや玉露にはかないません。就寝前の玉露やコーヒーは、寝付けない原因となってしまうこともあるので、注意が必要です。できれば夜はカフェインレスコーヒーや、カフェインフリーのお茶がおすすめです。

一方、受験勉強やドライブ中のコーヒーは、気分転換や眠気覚ましの定番ですよね。でもカフェインの効能が表れてくるのは、体内に取り入れてからおよそ30分後といわれており、残念ながら「今」の眠気に即効性はありません。ドライブ中は「眠くなる前に」休憩がてら飲むのが効果的でしょう。

また、最近は、やたらにコーヒー等を飲みたくなる「カフェイン依存症」なるものも聞かれるようになり、過剰摂取の問題が浮き彫りになりつつあります。妊婦への影響を唱える説もあり、カフェインを含む飲み物を、水がわりに飲むのは避けたほうが無難です。

※参考:
社団法人 全日本コーヒー協会   http://coffee.ajca.or.jp/
お茶百科                http://ocha.tv/
キーコーヒー株式会社        http://www.keycoffee.co.jp/
関西ポータルサイト          http://eonet.jp/
ネスレアミューズ            http://nestle.jp/
味の素ゼネラルフーヅ株式会社  http://www.agf.co.jp/


介護を知る
 
11月11日は「介護の日」であることをご存じでしょうか。これは、『介護について理解と認識を深め(中略)、高齢者や障がい者に対する国民への啓発を重点的に実施するための日』として、2008(平成20)年に発表されました。11月11日を「いい日」と語呂合わせをし、介護をする人もされる人も感謝をする日、としてこの日が制定されたといいます。

介護という言葉を辞書で引くと、「病人や高齢で身体の不自由な人などの看護や世話をすること」(旺文社「国語辞典」)。日本での介護の歴史をひもといていくと、1892(明治25)年、陸軍省の通達である「陸軍軍人傷痍疾病恩給差例」で介護という言葉が確認できます。これは、傷を負った軍人の生活扶助と、その家族に介護手当を支給するもので、目的に違いはあるものの、考え方は現在の医療・福祉サービスの基礎といえます。

さて、世界的にもまれにみる超高齢化時代を迎え、「介護」の文字を見ない日はないといっても過言ではない現在の日本。何となく頭ではわかっていても、実際に介護が必要になってから初めて詳細を知る方が多いのではないでしょうか。2000年に施行された介護保険も、いつの間にか保険料が天引きされていた、などという話も見聞きします。

実は介護保険への加入は、健保や国保に加入している人であれば、40歳になった月から始まります。介護が必要となり保険を利用する際は年齢で分けられ、第1号被保険者は「65歳以上の人」、第2号被保険者は「特定疾病で要介護となった40〜64歳の人」が対象となります。審査によって要介護度が決まり、さまざまなサービスを受けることができます。

ひと口に介護といっても、介護する場所や人、レベルなどその範囲は幅広く、制度そのものも複雑です。「その時」が来たら、まずは市町村の窓口で相談しましょう。また、いざ介護が必要となった時のためにも、誰がどこまで協力できるかなど、あらかじめ家族の中で話し合っておくのもいいでしょう。

「介護の日」は、いずれ誰にでも訪れる老いについて考えてみる機会なのかもしれません。

※参考:
厚生労働省                http://www.mhlw.go.jp/
NHK福祉ポータル「ハートネット」   http://www.nhk.or.jp/heart-net/
静岡福祉大学               http://www.suw.ac.jp/
北海道医療大学             http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/


「足がつる」にご用心
 

別名「こむら返り」とも呼ばれる、足のつり。「こむら」とは、ふくらはぎのこと。このふくらはぎの筋肉が急に収縮し、けいれんを起こして強い痛みを伴う症状をいいます。

こむら返りは、時を選ばずやってきます。マラソンや登山、水泳など激しい運動のあとは特に多く、昼間の運動の余波が夜中のこむら返りにつながることも。これは、疲れた筋肉が過度の刺激を受けて強く収縮するためといわれています。ほかに、大量に汗をかいたり、下痢などの脱水症状が原因で、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルのバランスが崩れて筋肉が興奮し、足がつることもあるそうです。

また中高年世代になると、こむら返りが慢性化して悩む人が激増しますが、これは、加齢に伴い筋肉量が減少し、加えて血行不良や体の冷えなど複数の要因が重なるからだそう。病気が原因で多発することも多く、糖尿病や椎間板ヘルニア、脳こうそく、腎疾患などが知られています。ひんぱんに症状が見られる場合は、病気リスクが潜んでいる場合があるので、医師の診察を受けましょう。

こむら返りが起きた時は、まずは収縮してしまった筋肉を伸ばすことが大切です。つったほうの足先を手でつかみ、つま先をそらすイメージでゆっくり傾けます。痛みが和らいできたら、ふくらはぎやひざの裏をマッサージしたり、足首を回したりして血行をよくし、硬化した筋肉をほぐしていきます。ただし、無理な力を加えると肉離れの原因になるので、ご注意を。患部をあたためるのも有効です。

こむら返りは痛みを伴うので、起きる前に予防したい。あるいは、クセになりつつあるのを何とかしたい…。そんな時は、寝る前にストレッチを行ってみてください。筋肉を使いすぎた時は特に効果的です。また、ふだんから足の冷えに気をつけ、ミネラルやビタミンB1を摂取するようにしましょう。毎晩寝る前に、250〜300ミリリットルの水分の補給もおすすめです。

睡眠障害にもなりかねない「こむら返り」。予防と対処方法を知ることも大切ですが、頻発する場合や気になる時は、お医者さんにかかりましょう。

※参考:
オムロン ヘルスケア株式会社   http://www.healthcare.omron.co.jp/
NHKためしてガッテン         http://www9.nhk.or.jp/gatten/
gooヘルスケア             http://www.goo.ne.jp/
ニフティ株式会社           http://www.nifty.com/


 
 
 
 
キーストーンコンサルティング株式会社 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野1-2-39 4F TEL 093-551-6325 FAX 093-551-6326保険相談・教育費積立相談・経営コンサルティング対応エリアは全国です 東京、大阪、名古屋、をはじめ 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県 香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県