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2012.04.02更新
 

豆をマメに食べるとよいという豆知識。
 

バランスのよい食事として提唱されている和食の基本「まごはやさしい」の「ま」である、「豆」。たんぱく質はもちろん、ビタミンやミネラル、カリウムなどの大切な栄養源として、世界じゅうで古来より食用栽培がされてきました。

もちろん日本も例外ではありません。「五穀豊穣を願って」の「五穀」とは、米、麦、あわ、小豆、大豆と言われ、古事記にも登場するほど。なかでも大豆は醤油や味噌、豆腐、納豆に加工するなどなじみが深く、日本の食卓に欠かせない存在です。さらに近年では大豆イソフラボンや大豆ペプチドなどの効果も脚光を浴びており、関連健康食品もひっぱりだこです。

春になり、店先に青々としてやわらかそうな豆類が並んでいますが、豆の種類は多く、地球上にあるマメ科の植物はおよそ1万8000種類。その中で食用の豆は約70種といわれます。ソラマメやインゲンなど生食する豆は「野菜」に分類されますが、ここでは乾燥した「穀類」に分類される豆を取り上げます。

スーパーなどの乾物コーナーに行くと、いろいろな豆がずらりと並んでいますが、国内で乾燥豆の収穫を目的とした商業的生産が行われている豆は、あずき、ささげ、いんげんまめ、花豆、えんどう、そらまめ、大豆及び落花生の8種類です。あれ? 店には金時豆も手亡豆もうずら豆もありますよ? そう思ったアナタは鋭い! 実はこれらの豆はいんげん豆の仲間なのです。ちなみに「枝豆」も大豆を若い(青い)うちに収穫したもので、いわば同一人物です。

最近は、エジプト豆の別名を持つヒヨコ豆、球体を押しつぶしたような形状のレンズ豆など、あまり一般的でないとされてきた豆も輸入され、食文化の広がりの中で比較的入手がしやすくなりました。一方、大豆の良さは、日本から世界へ発信されています。世界各国で豆腐はヘルシーな食材としてすっかり定着していて、メキシコやスペインでも豆腐や豆乳がスーパーで売られているのだそう。

また、豆腐や納豆といったおなじみのものばかりでなく、最近はサラダやカレーに便利なすぐに食べられるパウチパックや缶詰になった豆も増えています。おやつ代わりの栄養補助食品もオススメです。毎日の食卓に積極的に取り入れたいですね。

※参考:
財団法人 日本豆類基金協会 http://www.mame.or.jp/
総務省統計局 http://www.stat.go.jp/
株式会社エプロン http://www.apron-co.jp/
SOYJOY公式サイト http://www.otsuka.co.jp/soy/


大人のトレーニングはシェイプアップよりメンテナンス感覚で。
 

20代の若い頃より今、厚着をしていた冬より今。体重だけでなく体型の変化が気になる方は多いのではないでしょうか。

35歳をすぎたあたりから気になり始める体型の悩みが「中年太り」。人は加齢とともに筋肉の量が減り、それとともに「基礎代謝」が低下します。基礎代謝とは心臓を動かしたり体温を保つなど、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのこと。私たちの身体は年とともに「省エネタイプ」になるというわけです。にもかかわらず若い頃と同じ量の食事をすれば、摂取したエネルギーが消費エネルギーを上回り、使われずに残ったエネルギーは脂肪として体内に蓄えられるのです。その上若い頃に比べて運動量も減っている方がほとんど。基礎代謝が低下しているのに若い時と同じ食事の量、しかも運動量は減っている、これが中年太りの原因です。

中年太りを予防するには激しいスポーツよりも、軽い運動で筋肉の量を落とさないことが大切です。そして今、美容や健康への意識の高い女性に人気なのがホットヨガと加圧トレーニング。どちらも効果を高めるために進化させたプログラムです。

例えばヨガは約5,000年前のインドで生まれた一種の修行法で、呼吸法や姿勢、瞑想で心身のバランスを整えるものです。ホットヨガは室温40℃、湿度55%という高温多湿の環境でヨガを行うもので、筋肉が最も柔らかくなる温度で行うことでポーズが取りやすく、大量に汗をかくことによるデトックス効果もあるのだそう。

一方の加圧トレーニングは、腕と脚の付け根をベルトで締めながら行うトレーニングです。圧力を加えることで、筋肉は軽い負荷でも激しいトレーニングをしていると勘違いし、大きな負荷をかけた時と同様の効果が得られるというものです。

生活習慣病の心配もある大人の身体こそ、太らないことを心がけたいもの。そしてその目的は、無理なダイエットや過激な運動によるシェイプアップではなく、今を維持するためのメンテナンスなのです。

※参考:
沢井製薬株式会社 http://www.sawai.co.jp/
日本フィットネスヨーガ協会 http://www.yoga.co.jp/
ヨガジェネレーション http://www.yoga-gene.com/
株式会社サトウスポーツプラザ http://www.kaatsu.com/web/whatis/index.html


その土地の「美味しい」を買う楽しみ。
 

築地をはじめ京都の錦や下関の唐戸など、北海道から沖縄まで国内ではさまざまな市場が賑わいを見せています。商いの卸売りのかたわら一般の人々へも開放しているところから、地元の人の買い物を支える公設市場のようなところまで、市場は実にいろいろ。また、外国人観光客による築地市場観光の見学マナーが話題になったことでもわかるように、今や国内外でも観光の人気のスポットです。

一般の人にとっての市場の最大の醍醐味は、豊富で新鮮な食材を買える点だけでなく、その土地でしか食べられないものを入手できること。そして、威勢のいい掛け声をはじめとして、お店の人との対面でのやりとりも楽しみのひとつといえます。

市場の歴史をひもとくと、市場は「市」という物々交換の場が制度化されたもの。城に奉職する者たちの食事のため、徳川家康が東京の市場を、豊臣秀吉が京都の錦市場を、というように、時の有力者が多くかかわってきたといわれています。さらに最近では商業ビルや公共施設、海岸など意外な場所で開かれる「朝市」も増えています。生産者直売だったり、時間限定ならではのお得感も満載で、こちらも大賑わいなのだとか。

今なお多くの人を魅了する市場。その土地ごとに確実に受け継がれた市場の伝統は、さまざまなものを守りつつ、現代とも融合させ、発展を続けているといえそうです。

ご旅行に行かれたら、滞在先の市場をのぞいてみてください。笑顔と新鮮な食材が待ってますよ!

※参考:
東京都中央卸売市場 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/
京都錦市場商店街振興組合 http://www.kyoto-nishiki.or.jp/
朝市ネットワークサービス http://www.asaichi.ne.jp/


 
 
 
 
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