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2013.09.02更新
 

夏の終わりの頭皮ケア
 

夏の暑さでダメージを受けているのは、顔や腕などのお肌だけではありません。意外と見落とされがちですが、実は紫外線や汗に痛めつけられた頭皮もSOSを発信しているのをご存じですか? 日傘をさす・帽子を着用するなどである程度防ぐことができても、ダメージを完全に避けることは難しいようで、「夏のお疲れ」が表面化する頃です。代表的な頭皮のトラブルは、ベタつきやかゆみ、フケ、ニオイなど。頭皮もまぎれもなくお肌なので、汗や汚れで細菌に感染し炎症を起こしてしまうケースが多く、秋口になって皮膚科に駆け込む方も多いようです。

そもそも頭皮は体の中で最も皮脂腺の多い部分の一つ。テカリや脂っぽさを感じやすいおでこの約2倍もの皮脂腺があります。皮脂や汗、すすぎ残しのシャンプー剤、スタイリング剤などが毛穴に詰まり、放っておくと頭皮がガチガチになり、髪のためにもよくありません。

最近はヘッドスパメニューのある美容院も多くなっていて、それだけ関心が高まっていると言えます。さらにシャンプーもさまざまな種類のものが発売されており、アミノ酸の洗浄成分を使ったものや、ノンシリコンのもの、植物エキス配合の商品など、こだわりヘアケア製品があり、ヘッドスパへ行く時間のない方などにもおすすめです。ちなみに頭皮・髪の健康のための基本は、シャンプーを使用する前の段階のお湯での予洗いで汚れを落とすこと。その後、シャンプーをつけて指のはらを使って頭皮を丁寧に洗います。ただし、ゴシゴシ洗いは厳禁。加減が難しいと感じたら、ドラッグストアなどで販売されている専用の洗髪用ブラシを使ってもいいでしょう。

そして今、最も注目されているのが、「炭酸水」を使ったケアです。炭酸が血行をよくし、毛穴や毛髪の汚れもすっきり落としてくれるとあって大人気。シュワシュワ〜とした感触が、清涼感をもたらしてくれることうけあいです。炭酸水を頭にかけてマッサージをし、その後シャンプーをするだけという手軽さもうれしいポイントです。
そして髪と頭皮の健康のためには、ふだんの食生活に気をつけ、海藻のミネラルと良質なたんぱく質をバランスよく摂取するのは言うまでもありません。

※参考:
富士フィルム生活協同組合 http://www.fujifilm.coop/index.shtml
読売新聞社           http://www.yomiuri.co.jp/
ライオン快適生活研究所   http://kaiteki.lion.co.jp/
エル・オンライン        http://www.elle.co.jp/
日本経済新聞
レッツエンジョイ東京     http://www.enjoytokyo.jp/


お月さまと、宇宙と人間と
 

9月といえば、中秋の名月。私たち日本人は、さまざまな自然とともに月を愛でてきました。それは美しい自然を表現する「花鳥風月」という言葉にも表れています。古くは古今和歌集で詠われ、現代も和菓子やインテリアのモチーフに使われたり、うさぎが餅をついている物語が母から子へ語り継がれたりと、お月さまは身近な存在ですね。
地球から最も近い天体であるがゆえに、ロケット打ち上げから始まった人類の宇宙開発は、人工衛星の打ち上げ、1969年のアポロ11号による月面着陸の成功へと、常に月へと向かっていました。火星探査機が火星に着陸し、はやぶさがイトカワのサンプル持ち帰りに成功した現代も、世界中が宇宙開発として月を目指しています。

もちろん日本も例外ではなく、2007年に月面探査のために月周回衛星「かぐや」が飛び立っています。「かぐや」はおよそ38万km離れた地球へ月表面の元素組成や地形など、数多くの映像やデータを送り続け、2009年6月にそのミッションを終えました。今も画像やデータの解析が続いており、いずれ月の起源や進化の解明に迫るといわれています。

そんなお月さま、いったい誰のもの…?当然ながら、国家による所有は認められていません。その法を逆手にとって、アメリカの一個人が「月の土地約1200坪」を「販売」しているとか。とはいえ、あくまでも書類上の「証明書発行」なので「月を見上げた時の夢を買う」といったところでしょうか。また、アメリカでは民間企業が月旅行計画を立てているそう。その費用は1回15億ドルということですから、一般人にはまだまだ夢のまた夢ですね。

最近は、気象衛星ひまわりが撮った、指定の日の「地球の映像」をプリントし額に入れるサービスもあり、結婚記念日や我が子の誕生などの記念として人気があるようです。澄み渡った夜空に冴え冴えと光輝く月を見ながら、はるか彼方の宇宙、そして地球に思いを馳せてみませんか?

※参考:
JAXA 宇宙航空研究開発機構   http://www.jaxa.jp/
全国銘産菓子工業協同組合    http://www.ajiwai.or.jp/
ルナエンバシージャパン      http://www.lunarembassy.jp/
JALショッピング           http://www.shop.jal.co.jp/top/CSfTop.jsp
ロイター通信             http://jp.reuters.com/


台風から防災を考える
 

長雨のシーズンでもある9月は、台風の接近・上陸が多く、各地でさまざまな被害をもたらします。昭和34(1959)年、5千人を超える死者・行方不明者を出した伊勢湾台風も、9月に襲来しています。

そもそも台風とは、熱帯の海上で生まれた低気圧のこと。もとは海上で出来た小さい空気の渦ですが、水蒸気や上昇気流、雲などをエネルギー源として大きい渦に“成長”したものが、この熱帯低気圧。そして、10分平均の最大風速がおよそ17m/s以上のものを台風と呼んでいます。9月に台風が多いのは、夏になると台風の発生する緯度が高くなり、南海上から放射線を描くようにして日本付近を通るため。発生した順に「台風〇号」と名付けられ、特に被害の大きい台風については前出の伊勢湾台風のように、気象庁によって命名されます。

さて、台風の被害というと真っ先に思い浮かぶのは水害。川の増水や、道路・住宅の浸水、土砂災害などがあげられますが、短時間で集中豪雨があると、道路の浸水によって側溝の位置がわからなくなっていたり、マンホールのふたが外れていたりするケースもあります。このような時は外出を控えるのがおすすめですが、道路を歩く時は細心の注意が必要です。また、洪水のおそれのある河川の情報などを記載したハザードマップを入手し、ふだんから意識を高めておくことに加え、排水溝などの掃除は定期的に行いましょう。ハザードマップは住んでいる自治体のほか、国土交通省のウェブサイトから見ることができます。

また、ライフラインの断絶に備えて水や懐中電灯を、またお住まいの地域によっては、浸水に備えて土嚢を用意しておくのもよいでしょう。台風が接近したら、できるだけ外出を避けるのが鉄則ですが、万一外出先で地下空間にいる場合は、速やかに地上に移動しましょう。大都市の地下鉄や地下街に水が流れ込むという過去の事例もあり、状況に応じた行動が大切です。

大正12(1923)年に発生した関東大震災にちなんで、9月1日は防災の日。その前後1週間は防災週間です。災害に対し、日ごろから高い意識を持ち続けることが、備えの大事な一歩といえます。

※参考:
内閣府防災情報のページ  http://www.bousai.go.jp/index.html
総務省統計局         http://www.stat.go.jp/
日本気象協会         http://tenki.jp/
東京消防庁           http://www.tfd.metro.tokyo.jp/
国土交通省ハザードマップポータルサイト  http://disapotal.gsi.go.jp/
政府広報オンライン      http://www.gov-online.go.jp/
本田技研工業株式会社   http://www.honda.co.jp/
独立行政法人 防災科学技術研究所     http://www.bosai.go.jp/
NHKそなえる防災       http://www.nhk.or.jp/sonae/


 
 
 
 
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