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2018.10.01更新
 

お国柄を乗せて♪ご当地ナンバープレート
 

洋画を見ていると、地元愛を前面に打ち出したものやおしゃれなデザインなど、豊富なバリエーションの車のナンバープレートが登場します。それだけで車がカッコよく見えますよね。

お待たせしました!ついに日本にもそんなナンバープレートがお目見えします。国土交通省が地域観光振興を狙いとして各地から立候補を募り、この10月から全国41地域で導入される地域版図柄入りナンバープレートです。これまでも原動機付き自転車や、大きなスポーツイベントの特別仕様ナンバープレートなどでおなじみとなっていますが、地域色が色濃く反映されたナンバープレートは、無機質だったこれまでのナンバーとは異なり、デザイン性も高く、その地域の「走る広告塔」としての役割も担っています。

ご当地ナンバープレートの基本はモノクロですが、交付申請時に寄付をすればカラーになるそうです。モノクロとカラーでは印象が変わりますので、事前にインターネットなどで、白黒版とカラー版をあらかじめ見比べておくといいかもしれません。ちなみにその寄付金は地域のために使われるので、新しい形での地元応援にもなりそうです。普通車だけでなく軽自動車や商用車といった車にも、それぞれ黄色や緑の縁取りのあるご当地ナンバープレートがあるそうですよ。

ナンバープレートに使われるモチーフは、特産品あり景勝地ありゆるキャラあり、どれも地元の宝。車を運転しているだけで自分の住むところをさりげなくPRできるのはもちろん、ご当地ナンバーを見かけたら興味を持って見てしまいますよね。

2020年度には「出雲」や「知床」など新たに17の地域が加わるそうなので、今回はない地域も次回に期待できそうです。


※参考:
国土交通相           http://www.mlit.go.jp/
日本商工会議所         https://www.jcci.or.jp/
アイティメディア株式会社    http://www.itmedia.co.jp/business/



あのお祭りと関係があった!「貯蓄の日」
 

 意外と知られていませんが、10月17日は「貯蓄の日」。数字の語呂合わせもないのに、なぜこの日…?と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。

実は10月17日は、伊勢神宮の「神嘗祭(かんなめさい)」が行われる日。その年に獲れた穀物で作ったお酒など新穀を神に捧げる日で、大切な節目の日でもあります。五穀豊穣を願うこの神嘗祭と同じ日、お金を大切にしようという思いを込めて、1952年(昭和27年)に日本銀行が「貯蓄の日」に制定しました。

貯蓄とは「財貨をたくわえること。ためること」(広辞苑第四版より)。かつて日本には、個人の貯蓄を集め、個人の資産形成と学校や病院など公共財やインフラ整備にあてる貯蓄金融機関がありました。それが貯蓄銀行です。日本初の貯蓄銀行は1892年(明治25年)に創立された東京貯蓄銀行を皮切りに増えましたが、時代とともに普通銀行に転換し、現在はありません。

さて、お金を無駄遣いせず、貯金をするよう親から言われて育った方も少なくないでしょう。それには戦争が関わっているそうです。終戦後、国は復興を目指す段階で、国民の持っているお金に着目しました。タンスに保管しているお金を銀行に預けてもらって資金を集め、それを融資することで復興のための産業の元手にしたのです。日本の目覚しい復興は、国民による貯蓄なしには語れないものとなり、貯金を良しとする文化が生まれたといわれています。

長寿社会になり、老後の備えはどんなにあってもあり過ぎることはない、といわれるほど蓄えの重要性が説かれるようになりました。ただ銀行に入れておくだけでなく、投資や運用に重点を置く方もいらっしゃるでしょう。投資等への考え方は人それぞれ、やはり自分が納得する方法での貯蓄がおすすめです。


※参考:
総務省統計局            http://www.stat.go.jp/
一般財団法人 ゆうちょ財団     https://www.yu-cho-f.jp/
伊勢神宮ホームページ        http://www.isejingu.or.jp/
プレジデントオンライン       https://president.jp/
広辞苑第四版(岩波書店)



かけがえのない知の財産、読書ノート
 

 秋の夜長とはよく言いますが、夜が長くなるこの季節は読書にぴったり。知識を増やすという目的だけでなく、書物の中で時代や国を超え、スリルや冒険、恋愛まで楽しめますよね。今回は本好きの方に送る「読書ノート」のすすめです。

本を買って読み始めてから「これ、前に読んだことがある」という残念な体験をしたことはありませんか?人気作家のシリーズものは仕方ないと思いきや、最近は昔の書籍の装丁を新しく変えて売り出すこともあり、油断できません。

そんな時におすすめなのが「読書ノート」です。読書ノートとは、読んだ本のタイトルや著者はもちろん、感想や要点などを自由に記録する、いわゆる「読書の覚え書き」みたいなもの。公共図書館で専用ノートを配布していたり、ダウンロードで入手できたり、あるいは書店や雑貨店でも販売されています。最近ではスマホの専用アプリもあり、こちらはデジタルならではの手軽さが特徴です。

いずれの場合もタイトル、著者、出版社名と日付ぐらいが基本です。それ以外は自由に、極端な話“面白かった”の一行でもOK。自分仕様にするのがコツです。心に残る文章があったら書き写す、得られたことを箇条書きにする、など知識の糧になるようなことを書くのもいいですし、満足度を星の数で表現するのもよいでしょう。
読書ノートにいつ記入するかも人それぞれです。すべてを読み終えてから一気に書くのもまた、読書の醍醐味かもしれません。一気派の場合、忘れてしまわないうちに出来るだけ早く記入してくださいね。

子どもの頃、夏休みの宿題で読書感想文という名の読書ノートを書いた記憶がある方も多いと思いますが、今や読書ノートは大人のものです。つけることで同じ本を買ってしまう失敗が減るのはもちろん、1回目と再度読み返した時の感想や評価の違いがわかったりするのも醍醐味といえそうです。


※参考:
ブックオフオンライン株式会社     http://www.bookoffonline.co.jp/
ダイヤモンド・オンライン       https://diamond.jp/
三郷市図書館             https://www.lib.misato.saitama.jp/
千葉市図書館             http://www.library.city.chiba.jp/




 
 
 
 
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